音作りとミックスでEQは使い方を変えるべき
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音作りでの使い方
音作りをしているときは原則、そのトラックのみを再生している事が多く、この場合はカットもブーストもふんだんに使って自分の理想の音に近づけていきます。
ただ、イコライザーを過信せず、場合によっては音色そのものを入れ替える事も念頭に入れておくといいでしょう。
製品によっては過激な音作りが出来るイコライザーもありますが、本来はは「音を整える」意味で使われることの多いエフェクターですので、柔軟に考えるといいでしょう。
ミックスダウンでの使い方
各トラックとのバランスをとるミックスダウンの場合には、基本的に「カット」しか行わないようにするといいでしょう。
というのも、音作りの段階で自分が表現したい音が完成されているので、ここでブーストするとバランスの調整が難しくなるからです。
「この帯域が足りないからブーストして・・・」として、他のトラックを一緒に再生した後、「今度はこっちの帯域が足りないからブーストして・・・」と繰り返し
最終的にはほぼ全域にあたってブーストしているといったケースも多いのではないでしょうか。
EQの選び方
初めの内はWaves Q10のように、シンプルでかつ調節する個数も十分にあるものがいいでしょう。
複雑なパラメータもなく、直感的に操作が可能です。
可能であればUIに各帯域の波形が表示されているイコライザーを使うと、どの帯域が出ているのかがリアルタイムでわかりますので作業が非常にオススメです。
ない場合は、アナライザーなどをインサートして調整していきましょう。
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