【2017年版】FaderPortの導入方法
最近、8本のムービングフェーダーを搭載した「FaderPort 8」がリリースされましたが、今になってFaderPortを購入しました。
「8本もいらない」「値段が高い」といった理由で、発売からかなり日が経っているFaderPortの導入を検討している方も多いと思います。
しかし、調べてみると
「インストールができない」「フェーダーが動かない」など、不具合の声もちらほら・・・
そこで、私が実際に購入してから使えるようになるまでの手順や、実際に壁に当たった問題点などを記載しますので
購入を検討している方の参考になればと思います。
環境周り
Windows10 64bit
Cubase8.5
Contents
付属のインストーラーディスクは使わない。
「巻き戻し」「停止」「録音」ボタンを押したままPCに接続すると「FaderPort Update Mode」になります。(3つのボタンが常に点滅している状態)
この状態で初めてPCに繋ぐと、自動的にドライバのインストールが行われるのでこれを使いましょう。
FaderPort.dllがない問題
ちなみに、付属のインストーラーをつかってインストールしただけではFaderPort.dllは作成されませんでした。
また、現在では公式サイトにもドライバが公開されておりませんが
海外のPreSonus公式サイトにあるKnowledge Baseにアクセスし、「FaderPort.dll」と検索することで各OSやDAWにまつわるページが一覧で出ます。
全文英語ですので、英語が苦手な場合はGoogle翻訳を使うといいでしょう。
【Knowledge Base】
http://support.presonus.com/hc/en-us
ちなみに、Windowsを使用しCubaseを使っているならこの記事を参照してみてください。
http://support.presonus.com/hc/en-us/articles/210042543-FaderPort-Cubase-Nuendo-Native-Mode-setup-for-Windows
FadePort.dllを入手したら各DAWにあったフォルダにコピーすると認識し、デバイス設定で設定をすることができるようになります。
Cubase(64bit)の場合は以下のディレクトにコピーします。
C:¥Program Files¥Common Files¥Steinberg¥Shared Components
この辺のやり方についても海外公式サイト(Knowledge Base)に記載されています。
今回はCubaseで行いましたが、Knowledgeに各DAW用のやり方が記載されていますので、英語を恐れず読んでみましょう!
ファームウェアアップデートは原則行う必要はない。
最近購入した場合、FaderPortのファームウェアアップデートを行おうとするとなぜかデバイスが見つからないような文言のエラーが出力されました。
調べてみると、海外公式サイトにも2011年以降に買った場合は、ファームウェアアップデートは行う必要はないとの文言もありましたので、この作業は無視していいと思います。
終わりに
これらの作業はある程度、パソコンの知識がないと苦戦する内容になっております。
DTMをやっている方はパソコンの知識を持っている方が多いので、慣れればすぐにできると思いますので
参考になれば幸いです!
この記事へのコメントはありません。